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ある企業の業績確認会議でのこと。
未達部署のリーダーは「できなかった理由」の説明に「指示をしたが結果が出なかった」、と部下の不出来が理由の様な発言をしていました。
そんな時に私が聞くのは「どうしていれば達成できたと思いますか?」です。
終わった事実の説明を聞いても意味がありません。
重要なのは「どうすれば良かったか?」という改善策を見つけることです。
言い訳は「反省」ではありません。顧みないとならないのは、どんな行動を取ったかです。
そんな中でずっと目標達成しているリーダーの発言は素晴らしいものでした。
リーダー「目標達成を続けることは大変ですが、やり甲斐を感じている。」
私「どんなやり甲斐を感じているのですか?」
リーダー「チーム全員が未達という敗北を感じたくない、と思っている。そのために皆が、一生懸命考え、諦めずにやろう、とお互いを励まし、危うくなったらチームで乗り切ろう、としている」
如何でしょうか?
甲子園で優勝を目指す高校野球のチームのような高いモチベーションです。
モチベーションは気持ちの強さです。質の高いモチベーションは質の高い目的意識や目標ががないと生まれません。
チームにそんな目標を与えるのがリーダーの仕事です。
以上
モチベーションは気持ちの強さ 質の高いモチベーションは質の高い目的意識がないと生まれない