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【関西APRA_4月例会】勉強会「銀行に感動経営のマジックをかける方法」

2022年関西APRA第三回目の例会はオンライン勉強会でした。参加人数は8社8名で関西以外のAPRA会員さんもご参加をいただきました。

講座タイトルは「銀行に感動経営のマジックをかける方法」で、講師は  株式会社橋本感動財務マネジメント 代表取締役 橋本祐樹氏 にお願いしました。

内容は以下の通りです。

・コロナ融資はどうなった?

・銀行融資の基本を確認

・銀行は敵か味方か

・感動経営のマジックって何だっけ?

・銀行にマジックをかける方法

・事業性評価って知ってますか?

では、いつもの様に画像を使って解説をします。クリックすると拡大表示されます。

笑顔が素敵です。愛称は「スマイリー橋本」です

双方の認識の違いは多いと思います

彼は銀行、己は自社です

多くの経営者が銀行のスタンスを自社の都合の良いように変えたいという気持ちが強く、コミュニケーションよりも交渉になっている筈です

確かに~。損益計画書をよくすることが先にあって、時間をかけて見ますが、貸借対照表は二の次です。私だけではないでしょう

コロナ前までは良い方へ向かっていました

企業に入ってくるお金の大半が売上です。コロナで売上が削減しても出ていく固定費は変わりません。助成金、補助金、融資など外部からお金を入れないとすぐに立ちゆかなくなります

負債総額一億円以下が全体の75%を占めるという事はコロナは中小零細に特に厳しいということですね

貸付件数、貸し付け総額、平均貸し付け額を次の図と比較して下さい

中小零細向けの貸し付け件数は前の図と比べて、約17倍、貸し付け額は約2倍、平均貸し付け額は約9倍です

大阪厚生信用金庫は事業融資を基本的にしない銀行なのでワーストという言い方はちょっと厳しいかな~

これを見ると「必要なとき」だけ頼りにしていることがよく解ります。重要なのは普段(不断)の関係ですね。「交渉の前にコミュニケーション」を心掛けます

資金繰りに至る理由や融資後の計画などを一緒に考えてくれるこの制度は良いですね

「+銀行から調達する」とあるように「融資」はあくまでも事業計画の補填と考えるべきなのですが、ついつい融資ありきで考える経営者は多いかもしれません

わかっちゃいますが、困った時の銀行頼みになるんです

「銀行頼み」だからこそ借りれる状況というか、貸してくれる状況を作るのはもっともなことです

はい!その通りです。銀行からの電話→状況確認→言い訳→怒られる。これは私だけ?

一番上が刺さりました。「銀行が解ってくれない」という経営者の声をよく聞きますが、お互い様ですね

「銀行の対応が悪くて、資金繰りに苦労した」という声も良く聞きます。銀行の対応が悪いのでは無く、事業計画とその実行が悪いのですけど・・・

頷けます

資金を用意しておくためには、損益計算書よりも貸借対照表が重要なのはこういうことなのですね

現金商売が良いという理由が明確です

TVドラマでは間際になってお金が足らず、走り回っています。③の予測能力も経営者に必要です

証書貸し付けであるプロパー融資が欲しい時に手にすることができる「財務状況」と「銀行との関係づくり」をよくすることが経営者の仕事になります

味方と感じる関係を作らないとなりません

銀行も立場によって考えが異なります

銀行も商売だから頷けます

私は一番と思っていました(^^;

従業員や顧客が会社の存在について感動するような経営をしていれば、銀行にも感動経営のマジックをかけることができます

銀行も生涯顧客に変えてしまいましょう

「約束を守る」は社会におけるもっとも重要なことですが、自社を優先して守らない経営者がいます。そんな人が経営する会社は社会(従業員や顧客、地域)が守ってくれません

第一印象で感じた事はなかなか否定できないものです。銀行に対しても重要です

最初から「決済できないので何とかして~」では良い印象にはなりません

他行からの乗換は「他行で何かあったのか?」と思われますし、「いずれまた他の銀行に変わるかも?」という疑念も持たれます

私は株主に送る決算報告と今期の方針書を一緒に持って行きます。担当が変わってもそれらはずっと引き継がれているようです

エビングハウスの唱えた忘却曲線とは「人の脳は1度勉強したことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるというものです

経営計画発表会に銀行を招くことは重要と思います。業績報告と未来への報告ができます。私の顧問先でメインバンクの支店長が「私ができる範囲のことは全面協力します。それ以上のことも必ず掛け合います」と言っていただき、他の銀行の方も頷かれていました。その瞬間のために経営計画発表会をやることもあります

言葉として知っていても普段はまったく意識しない取引がたくさんあるんですね~

知りません・・・(^^;

この格付けを銀行が教えくれたら良いのにと思います。どこをどう頑張ったら一つ上がります・・・みたいな。銀行担当者は格付けアップのポイントとしては教えてくれませんが、会話の中にたくさんのヒントがあります。それを聞いて「よく解ってくれる」や「解ってくれていない」とこちらも格付けすることもありますが・・・

以下に詳しく記載します

この本は参考になるとのことです

人が輝く経営、感動を生む経営が評価されるということです。米国ではクレドの内容とその実践を見て事業成果が上がっていなくても融資してくれる銀行もあるそうです

企業を支えてくれるのは、従業員、顧客、地域だけでなく、金融機関も大切なことがわかります

これで自社を分析をするとよいと思います

 

 

 

 

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