【第1,013号】 育成と動機づけの要、褒める力~上司は役割と意識を見直そう~
人の能力を伸ばし、やる気を引きだすには「褒めることが一番」なのに
それを実行しない人がたくさんいらっしゃいます。
もし私がそんな人たちの部下であったら、すぐに上司に見切りをつけるでしょう。
怒ることで緊張感を高めると、ミスをしなくなる、やる気が高まる、
と信じている人は、上司だから言うことを聞け、上司を敬え、畏れを持て
と心の中で思っている人もいると思います。
そんな人のために自分の人生の貴重な一部を使いたくもありませんし、
尊敬すらできません。
叱りつけることも含めて、
懲罰が称賛より「生産性が高い」と本気で思っているのでしょうか?
組織で成果をあげるために、部下の知識や技術は不可欠です。
その知識や技術は、意欲によって発揮度合いが違います。
有能で自信にあふれた部下であれば、自尊心を傷つけられたら
「なにくそ」と奮起するでしょうが、
皆さんの部下はそんな人ばかりでしょうか?
2:6:2の法則(https://km.kando-m.jp/news/mm534/)の上の2以外の
8の人は子供を叱るときのように叱責したり、
罰してもやる気を出すことはありません。
仕事ができる上司の私が叱ったんだから、ちゃんとやってくれるだろう、
と思う上司がいたら、とんでもない勘違いです。
部下が百人いれば、百通りの性格や過去があります。
過去のトラウマを今も背負っている人もいるでしょう。
多かれ少なかれ、悩みや不安を抱えているはずです。
今朝、出がけに家族と争った人もいるでしょう。
通勤途中に嫌な思いをした人もいるでしょう。
そんな様々な人格や抱えている個別の事情に配慮せずに
叱りつけるってどうなんでしょう?
叱るよりも、褒めた方が良いに決まっています。
上司の仕事は、
自分の都合の良いように動くロボットのような部下を作ることではなく、
一人ひとりを認め、一人ひとりが力を発揮できるように
安心を与え、信頼することです。
そのためには叱るより褒めた方が「絶対に良い」です。
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