【第1,034号】 部下ほど難しい存在はない~真田幸村~
本日は童門冬二氏の「戦国名将一日一言」の中から
悲劇のヒーローとして人気の高い「真田幸村」の
「部下との接し方」をご紹介します。
経営者や管理職など、部下をお持ちの方すべてに参考となるでしょう。
********************************************************************
部下ほど難しい存在はない。
智将だっただけに、真田幸村は部下を見る眼が鋭く、また心配りが豊かだった。
幸村は、「どんな忠臣でも、一度恥を与えると必ず主人を憎むようになる。
忠臣であるほど、その扱いは気をつけなければならない。
また諫言をよくする者には、聞く側が聞く時の態度に気をつけなければならない。
少なくとも、その諫言によって気分を悪くしたり、
あるいはそのことを表情にあらわすと、諫言をする者は、やがてはしなくなってしまう。
こういうことをいうと、うちの主人は気を悪くする。
それなら言わない方がいいと思う。
そうなると、意見が出てこない。
耳に当たりのいい意見ばかり告げられるようになる。
これは、トップが道を誤る最初の躓きだ。
したがった、諫言を聞く時は、相手の顔を見ない方がいい。
ちょっと俯いて、その者の胸元あたりを見ていると、言うことが素直に耳に入ってくる。
こういうように、人間対人間の関係というのは、
どんなにすぐれた主人や忠臣であっても、非常に難しいものだ。
そのためには、油断はできない。
いつも緊張して、部下とも対さなければならない」
と言った。
********************************************************************
私の転職要因は「したいことがある」「すべきことがある」からですが、
背中を強く押す動機は
「良かれと思って勇気をもって諫言したのに何で嫌な顔をされるの?」
ですし、
「経営者の顔色ばかり見て、経営者が喜ぶことしか言わない役員にうんざり」
でした。
皆さんの部下はどんな心持ちで、接してくれているのでしょうか?
多少自信がなくても、ご自身が「幸村のようにありたい」と思い、行動すれば、
未来は変わってくるでしょう!
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
本ブログはメルマガで配信されます。
ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティングのご案内☆★☆★☆★
●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー」
これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。
また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。
詳しい内容は下記をご覧下さい。
https://km.kando-m.jp/consulting_price/