【第1,064号】 自分の意見を言わない人が多い会社はESが低い
ES(Employee Satisfaction)を高めたいと本メルマガを読まれている経営者は
皆さん思われているでしょう。
※私はESはSatisfactionではなく、Shiawaseだと思っています。
経営者は「うちはESが高い」と思っていながらも
スタッフはそう思ってくれていないという
ギャップに悩まれている経営者も多いでしょう。
※スタッフのESを給与・福利厚生等の労働条件を高めることだと思っている経営者は
今の時代は随分と改善されているので、時代錯誤かも知れませんよ。
ではスタッフは何が不満なのでしょうか?
企業や部署によって固有の違いはあると思いますが、共通して言える
重要な事が一つあります。
それは
自由に意見が言えるかどうか
です。
人は自由でありたいものです。
特に考えることについては、自分で考え、自分らしい答えを出したいはずです。
ところが、実際の現場では、経営者や上司から「こうしろ、ああしろ」と言われ、
行動を起こし、結果、それでうまくいかないと上長から「責任感がない」と責められる。
自分の考えが入っていないのですから、責任を感じなくて当たり前でしょう。
ですから、反省より先に言い訳が出てきます。
上長は「言い訳するな!」と言いますが、
上長が言い訳させていることに気づいて下さい。
もし、自分で考えて、自分から行動を起こしたことならどうなるでしょうか?
言い訳を口にする前に、反省をする筈です。
「こうすれば良かった」「あ~すれば良かった」
と考えます。
そんなときに上長がその失敗を咎めたらどうなるでしょうか?
私なら、次からは自分で考えません。
何故なら、成果よりもダメ出しされないことを考える「保身」が働くからです。
自分が何をすべきかよりも、「保身」が優先されるとどうなりますか?
正に今の日本の政治がそうですよね?
日本国や国民のことより、政党や自分のことしか考えていません(言いすぎかな?)。
何らかの成果をだそうと挑戦しても失敗するとメデイアに叩かれ、
選挙では落選という「評価」を国民がします。
だから、誰も責任をとらない、リスクのない、凡庸な施策を実行します。
これと同じことが企業内でも起きていることを知っておくべきです。
指示をされなくても自発的に正しく行動する社員にしたいと思っていますよね?
であれば、社員一人ひとりが「自分は今何をすべきか!」を考えさせることが重要で、
その考えたことを「意見として言わせる」そして、それを傾聴することです。
そして、よりよい意見となるように、一緒に考える、良い施策に成長させることです。
それで良い成果になるとどうなりますか?
「達成感」と「満足感」を得られます。
すなわちESが高くなります。
「あ~しろ、こ~しろ」で良い結果が出てもスタッフは喜びません。
すなわち、成長しないということです。
成長の入口は「自分の考えを言わせる」ことです。
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