【第1,078号】 順境にするか、逆境にするか~渋沢栄一~
久し振りに渋沢栄一翁の「論語と算盤 人生活学編」からのご紹介です。
今の仕事をしんどいと思っている人には参考になると思います。
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「順境」と「逆境」の仕組み
二つの家に子供が生まれたとする。赤ん坊の頃の能力の差はない。
少し大きくなって遊んでいる姿も同じ種類の魚が群れているようなもの。
しかし、十二、三歳くらいになってくるとやや能力の差が出てくる。
で、二十歳にもなると大きな差がついている。
ドブ川と清流くらい違って見える。
さらに三十歳にもなると外見もでき上がってくる。
一方は龍、一方はブタと言っても良いくらい。
龍は大臣や宰相となったが、ブタは馬を引く一兵卒となった。
この差は何故、生まれたのか?
学んだか、学ばなかったかの差。
龍は順境に恵まれたからではない、努力が順境をもたらした。
ブタは逆境を招いた。
自分が招きながらも、世や人のせいにする愚か者。
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自分の仕事をしんどい、辛いと思っている人は
「逆境」にあると思っているはずです。
人生にとって、マイナスだと思っています。
でも、しんどい、辛いことを経験しないと成長はできませんよね?
楽な方向ばかり進んで成長している人を見たことがありません。
これが客観的事実です。
これに基づいて考えるとしんどい、辛い状態は
翁が言われるように自分を鍛えてくれる「順境」にあると思うべきです。
「逆境」と思っても「順境」と思っても、やることには変わり有りません。
しかしながら、考え方は天と地ほど違います。
どっちが、人生や仕事の成果において、効率が良いでしょうか?
順境と考えた方が絶対に良いでしょう。
その時の辛さは数年後には忘れます。
ですがその辛さからの学びは一生の糧となります。
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