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【第1,085号】 部下教育にストレスを感じないためのコツ

【第1,085号】 部下教育にストレスを感じないためのコツ

 

部下育成の悩みを抱えている経営者や管理職はとても多いです。

その方々の一助になると幸いです。

多いのは、部下の育成において「2:6:2の法則」の中の6や下の2の人に

上のグループに上がって欲しいと願い、そこに試行錯誤をされていることなどです。

うまく行かなくて、悩み、嘆かれます。

※2:6:2の法則は下記をご参照下さい。

【第950号】 何故、2:6:2の法則が産まれるのか?

願うことや応援することは大切です。

結果にならなくても努力はすべきです。

しかしながら、結果にならないことを嘆いても仕方がありません。

自分の力量不足を嘆くのならまだしも、成長しない部下を嘆いても成長してくれません。

嘆いて成長するのなら、こんなに楽なことはありません。

自分が面談し、教育しているからこそ、嘆きが大きくなるのでしょう。

ということは、そこに「これだけやっているのに」と見返りを求めていることになります。

教育とは見返りを求めることでしょうか?

その人のことを考えて行うのが教育です。

結果にならなくても教え続けなくてはなりません。

もし大家族主義経営を実践しているのであれば、なおのことです。

子供の教育に見返りを求めませんよね!

※大家族主義経営については下記をご参照下さい。

【第1,074号】 会社を一つの家族と考える「大家族主義経営」

部下教育に限らず、悩んでもどうにもならないことを

「どうしよう」「どうにかしてやろう」と葛藤している人は私の周辺には多いです。

コンサルタントという仕事上、そういう相談ばかりと言って良いでしょう。

そういう相談をされる経営者や管理職を見ていてるとストレスを皆さんお持ちです。

時間の浪費や努力が報われないことからストレスとなっています。

チョット待ってください。

ストレスを感じているのは教える側だけではありません。

教わる側も感じているのです。

一時期、外国人の採用と教育に深く関わっていたことがありましたが、

その時は本当に疲れました。

日本で働くために来日し、こういう経営理念の元に経営をしている会社に入社したのだから

そこはベクトルを合わせてよ!と思ってもうまく行きません。

「入社前の面接では合わせると言ったよね!!!」と嘆いても変わりません。

相手が外国人だとそもそもの教育や宗教観、モラル等、違いの方が多いので

何ともならないことの方が多いことをわかっていても、

日本で働くのなら、日本に来たのだから・・・と何とかしようとしました。

これとほぼ同じ事が日本人でも起こるのです。

日本人だから外国人よりはわかって貰えるという「期待」が見事に外れます。

結局、自分の考え方や生き方、大切にしている価値観が違う社員を

何とかしようと努力をしてもなかなか結果にならない、ことに気づきます。

そりゃそうです。

誰もが、メリットに対しては素直ですが、

デメリットに関しては自分に素直だからです。

これに関して異を唱える人はいないでしょう。

考え方を同じくしたいと言う気持ちは間違っていないし、その努力はすべてきですが、

自分ですらなかなか変えられないのに他人をそう簡単に変えれるものではない、

ことを知るべきです。

そして、人には主観というものがあり、感覚も常識も価値観も違って当たり前。

それが個性を形成します。

個性に正解や不正解はありません。

違いを認め、違いをプラス個性と思うべきです。

それを会社にとって、都合が良い個性、悪い個性として考えるから、

悩み、ストレスとなるのです。

そんな相手にストレスを貯めるよりも、一歩引いて、

「へ~こういう人もいるんだな~、面白いね」

「こういう個性はなんかうちにとって役立てられないかな」

と認め、受け入れることが本人も会社にとってもプラスとなります。

 

 

 

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