【第1,102号】 読書をしない人には悲劇が起こる?
出版不況がずっと続いています。
スマホが普及したことによる影響が大きいのでしょうが、
そもそも読書という行為自体が激減しているようです。
幼い頃より読書をしなかった日が無い私にとっては信じられないことです。
森信三先生が読書の重要性について次のように言われています。
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心のバロメーター
われわれとしては、仮に日々善行はできないとしても、
せめて書物だけは、毎日多少でも読めるように努めなければならぬと思うのです。
ところが食物ですと、一食たべなくてもすぐに体にこたえます。
否、一食どころか、一時間遅れても大不平でしょう。
おそらく諸君も、食堂をあけるのが十分遅れても文句たらたらでしょう。
ところが肝心の心の食物となると、何日抜けようと、一向平気な人が多いようです。
しかし人間も、読書しなくなったら、
それは死に瀕した病人が、もはや食欲がなくなったのと同じで、
なるほど肉体は生きていても、精神はすでに死んでいる証拠です。
ところが人々の多くは、この点が分からないようです。
それというのが、人々は、欲をもって心と誤り考えているから(※)でしょう。
だから「お前の心はもう死んでいるぞ」と言われても
「何、そんなことがあるものか」と一向平気でいるのですが、
心が生きているか死んでいるかは、
何よりも心の食物としての読書を欲するか否かによって、知ることができるのです。
これこそ自分の心の死活をはかる、何よりのバロメーターと言ってよいでしょう。
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食べるものによって身体は作られますから、
誰もが「食の安全」について気にしますし、
栄養バランスにも配慮します。
ところが、森先生が言われるように
読書をしないということは、
「心の安全」について気にしていないのと同じことだと思います。
漫画も読まないよりは良いでしょうが、そればっかりだと
「心の栄養バランス」が崩れます。
読書をする親の姿を見ない子供は読書をしないそうです。
子供の成長を願うのであれば、身体以上に重要な心の成長のために
子供に読書をさせるべきであって、子供が読書をしないのは、
親が読書をしないからでしょう。
読書をしない親の因果は子に報いが来ると心配します。
読書をすることで、人生の予習ができますから、
何も知らなかったら悲劇になるようなこともうまく回避できるかも知れません。
※:「欲をもって心と誤り考えているから」この意味はわかりませんでしたm(_ _)m
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