【第1,112号】 人と同じである必要なし
新入社員は、適性試験や常識試験、数学英語などの筆記試験を受け、
定形的な質問が中心の面接に合格し、
入社前研修や入社後研修で集合教育を受け、
マニュアル通り、指示通りに仕事をすることを要求されます。
「みんなが同じ様に考え、判断し、行動できるようにする」
これが一つの重要な基準でしょう。
幼い頃から、親や教師に
「どうしてみんなと同じようにできないの?」
とも言われてきました。
しかしながら、企業の存続を考えると
他社と同じような商品・サービスではやがて負けてしまいますから
「差別化」
が要求されます。
よって会議の席で
「どうして他社と同じ様な商品・サービスなんだ?」
「もっと他人と違うアイデアを思いつきなさい」
と言われます。
これっておかしくないですか?
差別化したいのなら、他人とは違う個性をもつ人に話を聞くべきです。
ところが、社員は同じような個性ばかりを集め、育てています。
プランターにチューリップばかり植えて、もっと足元に彩りが欲しいな~
と言っているようなものでしょう。
足元にも彩りが欲しければ、パンジーなど違う花を植えて寄せ植えにすべきです。
キュウリばっかり植えて、にんじんを食べたいというようなもの。
野菜の栄養素は様々な野菜から取りますよね?
野菜個々の栄養素(=個性)が大切と誰もが知っています。
ですから、キュウリににんじんの栄養素を求めません。
動物の個性も同じです。
ウサギはウサギ、亀は亀です。
ところが、人間はウサギは早い、亀は遅いという優劣を付けます。
彼らはそれを意識したことはありません。
うさぎの中にも早い遅いがあるはずですが、それは優劣ではなく違いです。
人間どうしはどうでしょうか?
体力、容姿、学力などありとあらゆるところで、優劣を気にします。
これでは、本来見るべきところを見ていません。
「個性の違いを重視する」
べきです。
他社と差別化したければ、今までと人の見方を変え、
他人と違うところを見るようにしましょう。
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