【第1,163号】 「風が吹いても桶屋は儲からない」とスティーブ・ジョブズも言っているはず
「風が吹けば桶屋が儲かる」
という言い回しを多くの人が知っています。
知らない方のために説明します。
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風が吹くと土ぼこりがたち、それが目に入ることで盲人が増える。
盲人は三味線で生計を立てようとするので三味線の需要が増える。
三味線には猫の皮が張られることで猫が減る。
猫が減るとねずみが増えて、ねずみにかじられる桶が増えることから、
桶を売る桶屋が儲かって喜ぶ。
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これをビジネスに当て嵌めようとする人は意外と多いです。
私はこのようなプロセスを考える際に自分に戒めていることが一つあります。
それは
「自分で点を打つ」
ということです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」では、盲人が増え、盲人が三味線で生計を立てる、
というプロセスになっていますが、
盲人が増えなかったら?
盲人が三味線で生計を立てなかったら?
「人任せ」にするとすべてが狂います。
「運が良ければそうなってほしい」と思うことはありますが、
期待は全くしません。
必ず、自分で点を打ちます。
その点を自分で繋げて、線にします。
スティーブ・ジョブズはスタンフォード大学の卒業式に招かれ、
その祝賀スピーチのなか次のように言っています。
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Connecting the dots(=点を繋ぐ)
未来をあらかじめ予測して、点と点を繋ぎ合わせることはできない。
のちのち過去を振り返ったとき、点と点は繋がるだけだ。
だから、いまやっていることを信じて、実を結ぶと信じて、行動するしかない
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2つの大きな学びがあります。
点を打ち、繋げるのは自分です。
そこに他人を入れるのは間違いです。
自分で打った点が、後になって繋がってきます。
自分の都合の良いように未来を描いて、点を打つのではありません。
因みに、私は盲人が増えるような風が吹くのなら
「眼科」を開業するか、もしくは「目薬」を売ります。
自分に資格がなくても人を雇用して事業を行い、
何か起こったら結果が直結する、最短コースを進みます。
「桶屋」は絶対にしません。
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