【第1,165号】 何を言うかよりも誰が言うか、の本当の意味
社会生活を営んでいると様々な「格言」に出会えます。
アスリートや成功者の言葉、自己啓発本の中、そして身近な上司や先輩、講師などですね。
その格言ですが、心にしみいるときもあれば、
「何言うてんねん!(怒)」となることもあります。
すなわち受け取る側の「バイアス(※)」で大きく左右されます。
(※偏りや偏見、先入観を意味し、認識の歪みや思考の偏りを表す言葉)
だから、「何を言うか」ではなく「誰が言うか」の方が重要なのです。
この「誰が言うか」ですが、正しくは「どんな人間関係の人」が言うかです。
アスリートや成功者、本の場合は執筆者ですが、彼らはその功績等で
最初から「敬意をもつ(=耳を傾ける)」バイアスにあります。
ですので、何を言われても割と素直に入って来ます。
ところが、敬意をもっていない関係にある人が言うと
「誰があんたの言うことなんか聞くかっ!」や
「あんたにだけは言われたくないわ!」
といった反発へ繋がります。
この反発は「感情」から生まれます。
人間は論理の上に感情があるのではなく、感情の上で論理が思考されます。
もし論理の上に感情があれば、感情をコントロールすることができます。
怒り、悲しみ、涙、笑顔などを全て作ることができます。
実際は、そんなことはありませんよね。
感情的な生き物ですので、どんなに論理的に考えているようであっても
感情的に行動するのが、人間の本質です。
なので、「言われることは理解できるけど、心からの納得はできない」
という場面が出てきます。
この心からの納得は、言う人によって違ってきます。
故に、誰が言うかが重要となり、
更にその誰かとの人間関係の善し悪しによって、納得の深さが違うのです。
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