【第1,179号】 「キレる」の正体~感謝の欠如が生む愚かな行動~
先日、クラクションを鳴らされてキレている人を見かけました。
JRでも電車遅延時にキレている立派なみなりの人を見かけました。
私の周辺にもキレる人がいました。
そういう私も以前はよくキレていました。
役員にキレたこともあります。
何故、キレるのでしょう?
キレる人には理由はどうあれ誰も近寄りたくはありませんし、
キレている人を見て「格好悪~」と思いますし、「頭悪いんちゃう」とも思います。
キレている皆さん解っている筈です。
しかしながら、何故、このような愚かな行動に走るのでしょう?
誰もが「キレること(=感情的になること)」が大きな損失を被ることを知っています。
冷静になって考えるほうが、メリットがあることを知っていて、
その術を身につけているにも関わらずです。
実は、人間は感情の生物だからです。
人間は怒り、恐怖、深い悲しみ、極端な愛情といった強い感情を持つと冷静さを失います。
感情を理性がコントロールできなくなるのです。
しかしながら、常に冷静に対応できる人もいれば、すぐにキレて我を失う人もいます。
同じ人間でありながら、何故、差が出てくるのでしょう?
私は「感謝」の気持ちの強さだと思います。
感謝は基本的に他者にするものです。
自分が中心にあって、他者や社会は自分のためにあると思う人は
感謝が言葉だけになりがちです。
他者や社会があるから自分が生きていられることを知っている人は
感謝が言葉と態度にあらわれます。
この違いは「ありがとう」と「ありがとうございます」の
どちらを口にするかでわかりやすいと思います。
皆さんは、部下や飲食店、コンビニのレジでは「ありがとう」で済ませて
上司や重要な人、尊敬する人へは「ありがとうございます」と使い分けていませんか?
「ありがとうございます」と言うときは「ございます」を言う際に
自然と頭を下げている筈です。
これが言葉と態度で感謝を示していることになります。
私は「感謝の気持ちの表現」を相手によって使い分けるのはおかしいと思うので、
「ありがとうございます」と常に頭を下げます。
キレる人も同様に使い分けをしています。
誰彼関係なくキレていません。
相手を見て、マウントを取れそうな相手に対してキレています。
感情がコントロールできずにキレている筈なのに、理性が働いているという不思議なことになります。
自己中心なので相手によって態度を変えるのでしょうね。
私は
「相手によって向き合う態度を変えない」
それと
「心から感謝の気持ちを伝える」
この二つによってキレることがなくなりました。
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
本ブログはメルマガで配信されます。
ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティングのご案内☆★☆★☆★
●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー」
これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。
また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。
詳しい内容は下記をご覧下さい。