【第1,186号】 記憶の迷宮
最近、記憶力が低下したと頻繁に感じます。
昨日の晩ご飯が思い出せない・・・(ニンチキノウテイカ?)
名刺交換した人の顔が思い出せない・・・(インショウガウスイ?)
忘れないようにメモをとりますが、どこにとったかわからない・・・(メモトリスギ?)
これらは記憶力の低下なのでしょうか?
そもそも記憶力の「力」とは何なのでしょう?
学生の頃は年表やルートなどは語呂合わせで覚えていました。
これは記憶の「仕方」であって、「力」ではありません。
無理矢理、力を付けた言葉にすると「暗記能力」でしょうね。
この暗記能力は歳を取るとかなり衰えています。
電話で要件を伝えるのにメモを読みながらでないと伝え忘れが出ます。
釣り道具を買いに行って、忘れるはずがない買い物を忘れて出直すこともあります。
何かをしながら記憶し、それを再生する能力は
「ワーキングメモリ」や「作業記憶」と呼びますが、この能力が衰えています。
これらは脳の「海馬」や「前頭連合野」という部分が担いますが、
30代までをピークに衰える一方だそうです。
この「何かをしながら何かをする」能力は他にもあります。
「話す能力」聞きながら返す言葉を考えます
「判断する能力」多数の可能性を考え、最適解を見つけます
「何かをする能力」今もそうですが、文章を考えながらタイプしています。
スピードや負荷といった身体の動きについては年齢と共に衰えますが、
上記の3つの能力は(今のところ)あまり衰えていません。
逆に「話す能力」と「判断する能力」は年齢を重ねることによって高まっていると思います。
「記憶力」だけ極端に衰えます。
不思議です。
「話す能力」は脳の言語野が司ります。
「判断する能力」は脳の前頭野になります。
これらは年齢の影響を受けにくいのでしょうか?
おそらく後期高齢者あたりになると影響を受けると思うのですが、
記憶力ほどには影響を受けにくいのかも知れません。
このような私ですので、5年前や10年前の出来事の大半は何があったかを思い出せません。
365日×10年とすると最低でも3,650の出来事があったはずですが、
何も見ない状態で思い出そうとしてもすぐには出てきません。
もちろん強く記憶に残っていることは覚えていますよ。
ところが、カレンダー、写真、ブログなどの手がかりがあれば、
瞬時に多数のことを思い出します。
また、中学生の頃に聞いた曲を耳にすると瞬時に当時のことを思い出します。
何かをキーにして、記憶を辿る検索能力はパソコンの検索よりも早いと思います。
不思議なのは、3年前だったかな?それとも4年前だったかな?という
割と最近の記憶は時系列が乱れますが、
中学校のときの記憶、高校の時の記憶などはそれに乱れがありません。
本当に記憶というのは不思議なものです。
頭の中で一体何が起こっているのでしょうね?
このように最近、「記憶」が怪しくなっているせいか、
記憶のことが気になって仕方がありません。
追記
記憶力は海馬を鍛えることで老化を遅らせることができます。
海馬を鍛えるためには次の方法があります。
・運動をする
・ストレスを解消する
・朝日を浴びる
・森林浴
・よく寝る
・気分転換
バス釣りはこの全てを手にすることができます。
良い趣味を持っていて良かったです。
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