【第1,231号】自分にデキる範囲内でせいいっぱい生きる~特命係長 只野 仁からの学び~
以前に取り上げたこともある、柳沢きみおの漫画「特命係長 只野 仁」に
また、「ハッとする」シーンがありましたので、それを紹介します。
「特命係長 只野 仁」は高橋克典さんが主演のドラマにもなりましたので、
ご存知の方は多いと思います。
主人公の只野仁(ただのひとし)が勤める会社の上司である
入江豊と佐川和雄の「人生観」についての会話です。
要約するために文脈と言い方を整理しています。
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入江が辿り着いた人生観からスタートします。
「人生は一度きりだから、自分にデキる範囲内でせいいっぱい生きたい
精いっぱい生きろと命令形にしちゃイケナイ
自分で自分に命令して生きたら楽しくないから
希望にするのがイイ、精いっぱい生きよう・・・」
これを入江から聞かされた佐川は内縁の妻の和美(なごみ)と
次のような感想交換をします。
佐川「力が抜けてるし、イイなァコレ」
和美「できる範囲内・・・ってのがイイね」
佐川「生き方に背伸びしてもしょうがないしね」
佐川は部下の只野にも次のように感想を述べています。
佐川「生きろ、じゃなく生きたいだからな。自分への命令でなく希望だ」
只野「精いっぱい生きるって大切ですよね。
死ぬ時になったら精いっぱい生きた人ほど満足して死ねるんでしょうね」
佐川「判断に迷った時にこの『精いっぱい生きる』で答えを出せばイイ」
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如何でしたか?
入江が辿り着いた「自分にデキる範囲内でせいいっぱい生きたい」
ということに対し、それぞれが感想を述べています。
私は、和美の「できる範囲で」という感想とそれに対する
佐川の「生き方に背伸びしてもしょうがないしね」という件(くだり)が
好きです。
しかしながら「生き方に背伸びをしないとならないときがある」ことも知っています。
只野の「死ぬ時になったら精いっぱい生きた人ほど満足して死ねるんでしょうね」
というセリフにはおおいに頷けますし、それに対する佐川の
「判断に迷った時にこの『精いっぱい生きる』で答えを出せばイイ」
というこのひと言は実生活で随分助けられています。
「どうしようかな?面倒臭いな・・・」
「どうしようかな?これは助言すると角が立つな、困ったな」
「もめてるな、仲裁に入ろうかな? でも巻き添え食うのも嫌だな」
こういうことって誰もが経験していますよね。
そんなときに
「判断に迷った時にこの『精いっぱい生きる』で答えを出せばイイ」
を思いだし、奮起します。
そのかわり、普段は
「自分にデキる範囲内でせいいっぱい生きる」
ことを大切にしています。
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