【第1,235号】 松下幸之助翁の言葉から始まる「学び」の旅~人間学と宇宙の理法~
東洋思想研究家の田口佳史氏が松下幸之助翁に次のような質問をされました。
「経営とはひと言ではどういうものですか?」
幸之助翁は「二つではいけませんか?」と前置きの上で次のように話されました。
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一つには「人間の把握」。
人間というものを突き詰めて考えないと、経営はできません。
そしてもう一つが「宇宙の理法」です。
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※「宇宙の理法」については、ご興味のある方は「松下幸之助.com」の
「万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法」を読まれると良いでしょう。
https://konosuke-matsushita.com/human/
一部を抜粋して記します。
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宇宙に存在するすべてのものは、つねに生成し、たえず発展する。
万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である。
人間には、この宇宙の動きに順応しつつ万物を支配する力が、
その本性として与えられている。
人間は、たえず生成発展する宇宙に君臨し、宇宙にひそむ偉大なる力を開発し、
万物に与えられたるそれぞれの本質を見出しながら、
これを生かし活用することによって、
物心一如の真の繁栄を生み出すことができるのである。
かかる人間の特性は、自然の理法によって与えられた天命である。
この天命が与えられているために、人間は万物の王者となり、その支配者となる。
すなわち人間は、この天命に基づいて善悪を判断し、是非を定め、
いっさいのものの存在理由を明らかにする。
そしてなにものもかかる人間の判定を否定することはできない
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私は、冒頭に記した幸之助翁の「人間の把握が大事」という教えと
上記の「人間には、この宇宙の動きに順応しつつ万物を支配する力が、
その本性として与えられている」という言葉によって
「人間学」を学び始めました。
「論語」や「ブッダ」がそのスタートですが、
「行動心理」「社会心理」「脳科学」「仏教」など多岐に渡って、
興味が広がっています(=いずれも中途半端です)。
また、「宇宙の理法」については、とてつもなく広大かつ奥が深いために、
「アインシュタイン(=相対性理論は未だに人に説明はできません)」
「天文学」「物理学」「生物学」のような分野まで広がってきました。
もともと文系頭なので、なかなか理解は進まないのですが、
人間を知ると宇宙に繋がることがあるため、
そのときにはようやく
「幸之助翁が言われることはそういうこと!」
と大きな喜びを手にすることがあります。
学生時代は「受験や試験のための勉強」でしたので、
知ることよりも覚えることが先で、勉強を楽しいと思ったことはありませんが、
今は、いろんな学びが実務に役に立ちますし、メルマガのネタにもできますので、
本当に楽しいです。
20年早く、今の学びの重要性に気づいていたら、人生が違っていたと思いますし、
もっと人の役に立てたと思います。
それを考えると勿体なかった20年ですが、きっかけは、
致知出版社の「月刊誌 致知」との出会いです。
これにより、学びの質と範囲が大きく変わりました。
致知は「人間学」も「宇宙の理法」も全て学ぶことができますので「超お勧め」です。
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