【第1,271号】 会議を開いても成果が上がらない理由
【第1,269号 部下がついてくるリーダーシップの本質と実践方法】
https://km.kando-m.jp/news/mm1269/
【第1,270号 「後輩が育たない」という悩みへの処方箋 】
https://km.kando-m.jp/news/mm1270/
この続編となります。
自分が率いる部署の月次目標の達成やスポット目標の達成、
ある課題に対して部署を挙げて対策を立てる必要がある・・・
このような場面では、部下を集めて、ミーティングを開いていらっしゃると思います。
その際、会議の主催者である皆さんは、
1.「会議の目的」
2.「会議に参加するにあたっての事前準備」
3.「会議のゴール」
を明確にした開催案内を1週間前までに配布していますか?
まず、「会議の目的」は、
会議を何故開くのか?何が課題なのかを明確にします。
次の「会議に参加するにあたっての事前準備」は、
目的の達成のためにその会議に必要な資料(情報やデータ)、
自分の考えを整理しておくことです。
会議中に調べ物をしたり、
意見を求められて、そこで初めて自分の意見を考えるなどないようにしたいですね。
「会議のゴール」は、
会議を開催した結果(=多くの会議は期日の入った具体的対策になっているはず)です。
例えば、
『ミスクレームを10月度ゼロ』にするために、
『10月1日』からスタートさせる『新たなチェック方法』を『1案』作成する、
といったことです。
『』の部分を具体的にしてください。
そして、最後に本日の会議で作成された
「議事録確認」
を行います。
話した内容、決議事項や期限、責任者の確認が主となりますが、
多くの会議で、この「議事録確認」は二度行われます。
最初は会議の冒頭に、前回の会議の議事録に記載された内容が
ちゃんと実施された(=実施した上での問題点や所感、進捗)を確認します。
ときどき、会議で決めたことをやらない人がいます。
それを許す組織に問題がありますが、
そのような人はそもそも会議への参加資格はありません。
また、決議事項が多いとどうしても実行が甘くなる傾向があります。
会議主催者や司会者は、会議決議事項を実行する期間に対して、
その難易度が高くないかをチェックすべきです。
最後にもっとも重要なことをお伝えします。
会議の主催者は、会議参加者に
1.「会議の目的」
2.「会議に参加するにあたっての事前準備」
3.「会議のゴール」
を明示しますが、
自分自身が、施策や方針を持たずに参加し、
みんなに意見を出させてそれを整理して、計画にするだけのリーダーがいます。
これには会議におけるリーダーシップが発揮されないので、
決議事項へのフォロワーシップは生まれません。
結局、会議をやっても具体的な成果が生まれないことになります。
会議をやっても成果が上がらないのは、
フォロワーシップを引きだしていないリーダーに責任があります。
肝に銘じておきましょう。
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