【第1,314号】 「外交的」から「内向的」へ~人材観の転換が組織を変える~
広告業で支店長をしていたときは、毎年たくさんの学生を面接していました。
当時、私が採用で重視していたのは、
「元気」「行動的」「よく話す」「自己表現がうまい」
「コミュニケーション好き」「いろいろとやりたがる」
「スピードがある」「グループでの行動を好む」
「細かいことは気にしない」
このようにとにかく「外交的」であることでした。
広告業の営業ですから、いずれも大事なことです。
しかしながら今は、
「広告業だから、営業だからといって外交的であるべき」
という考えはありません。
それよりも
「スピードを犠牲にしてでも深く考えて行動する」
「話し上手であるよりも聞き上手」
「いろいろと広く浅くよりも深く掘り下げる」
「細かいことを大切にする」
といったようなことを重視します。
これらの条件は、どちらかと言うと「内向的」な人に多い素質です。
もし御社の職場が
「企業文化が積み上がらない」
「クレームが多い」
「チームワークが悪い」
「社内コミュニケーションがうまく取れない」
このようなことがあったなら、おそらく「外交的」な人が多いように思います。
「えっ?」と意外に思われたでしょう。
企業文化が積み上がらないのは、外交的人間の負の面である
「飽きっぽい」「持続力・忍耐力が弱い」ことによりますし、
「クレームが多い」のは、「細かいことを気にしない」
「考えながら行動する」「スピードを好む」
ことによるからでしょう。
「チームワークが悪い」「社内コミュニケーションが悪い」ことは
「傾聴が苦手」「一方的」「細かく説明することが苦手」
といった面によります。
上記のマイナス面がある職場は「内向的」な人を増やすと
良い方向に変わる筈です。
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