【第1,449号】 「真摯」とは、生き方そのものである~うまくやるより、真っ直ぐに~
私は「真摯(しんし)」という言葉が好きです。
それは、「真面目にやっていると幸せが丸ごと手に入る」・・・・・・
そんなふうに、やり方(HOW)と結果がセットで含まれている言葉のように思えるからです。
だからこそ、私は「真摯に仕事をすること」だけは、胸を張って自信を持っています。
その結果として、お客様や関係者の方から「ありがとう」の言葉をいただいたり、
自分自身を「よくがんばりました」と労うことができたりします。
私が「真摯」という言葉を本当に大切にしようと思ったのは、社会人として最初の職場・・・・・・
ホームセンターでマネジメント職に就いたときのことでした。
大卒一期生として配属された私は、周囲の先輩方が全員、大手流通企業の出身者で、
小売の世界では大ベテランばかりという環境に放り込まれました。
知識も経験もない私が、そんな方々を束ねてマネジメントする・・・・・・
どうしていいか分からず、戸惑いと焦りの中にいた私に、ある別事業部の先輩が声をかけてくれました。
(この方のたくさんのご指導が、今の私の基礎となっています)
「真摯に向き合いなさい」
この言葉が、今でも強く心に残っています。
中でも印象的だったのは、
「仕事や人に真摯であることは当たり前。それ以上に、自分自身に真摯であれ」
というメッセージです。
言葉そのものは記憶に残っていませんが、
ニュアンスとしては、こういうことだったと今では理解しています。
・自らをマネジメントできない者が、部下や同僚をマネジメントできるはずがない
・マネジメントとは、言葉ではなく「背中を見せること」でなされるもの
・その「背中」をつくるのは、上司としての「覚悟」
・その覚悟ある行動が、部下や仲間からの尊敬を生む
・だからこそ、「模範となる覚悟をもって、真摯に生きなさい」
今になって思えば、「真摯に生きる」とは、
単なる態度や姿勢ではなく、生き方そのもの=人格のことだったのだと、
ようやく腑に落ちてきた気がします。
結果が出ないときほど、誰かのせいにしたくなるものです。
苦しいときほど、言い訳をしたくなります。
でも、そんなときこそ、自分に対して真摯でいられるか・・・・・
それが、人としての深みを決めるのかもしれません。
だから私はこれからも、「真摯に生きること」だけは大切にしていきたいと思います。
■本日の教訓
「真摯」とは、生き方であり、人格そのものである。
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