現場力MAXメルマガ

【第1,453号】 会議ににじむ“実力と熱意” ~参加者を見れば会議の結果は読める~

【第1,453号】 会議ににじむ“実力と熱意” ~参加者を見れば会議の結果は読める~

 

会議の主催者が、その会議でどのようなゴールを迎えたいかをちゃんと理解していれば、

誰を呼べばよいかも自然と明確になります。

そこには、関係者のみが呼ばれ、余計な人はいません。

目的を理解したメンバーだけが集まることで、会議は活性化し、

開催前にはなかった新たな施策や視点が生まれてきます。

ところが、主催者が上司の指示を受けて「とりあえず開催するだけ」となってしまうと、

「誰を呼ぶか」ではなく「誰を外すかが面倒」という心理がはたらき、

関係しそうな人は全員呼んでおく・・・・・・という他人任せの姿勢になります。

こうした会議では、発言は一部の人に偏り、目的も曖昧となり、

結果的に「時間の無駄だった」というマイナス感情を生むことになります。

つまり、誰をどう呼ぶかで、主催者の実力や熱意は透けて見えるのです。

私の前職(広告業界)では、会議において「必須出席者」と「任意出席者」を明確に分けていました。

たとえば、現場で実務を担う人がいなければ議論にならないときは、もちろん必須出席です。

一方、私が「任意出席」とした方々には、こんなふうに伝えていました。

「出る出ないは任せるけれど、一つ上の役職の人たちが何を考えているかを知るチャンスだよ。

視座が上がれば、自分の仕事も変わってくる。将来の自分のためになると思うよ」と・・・・・・。

実際、任意出席者を加えることで、決まったことを現場に伝える際の「翻訳者」としても機能し、

1から説明し直す手間が省けるという大きな利点もありました。

先日、国会中継を見ていたとき、印象的な場面がありました。

野党議員の質問に対し、大臣がペーパーを棒読みし、

深掘り質問されると後ろの官僚が代わりに答えるという場面が繰り返されていたのです。

本来、大臣こそが必須出席者であるはずですが、

あれではまるで「任意出席者」のような振る舞いです。

会議も議論も、出席するなら「覚悟」と「熱意」を持って臨みたいものです。

■本日の教訓

会議参加者の顔ぶれに、主催者の覚悟が表れる。

 

★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

本ブログはメルマガで配信されます。

ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg

★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

 

☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティングのご案内☆★☆★☆★

●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー

これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。

また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。

詳しい内容は下記をご覧下さい。

https://km.kando-m.jp/consulting_price/

PAGE TOP