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【第341号のテーマ】 部下を自分より偉いと思う
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松下幸之助氏ネタです。
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部下を自分より偉いと思う
ぼくは、小さい規模から始めて今日の状態までになりましたが、
このあいだにたくさんの人が会社へ参加してくださった。
どの人を見てもぼく自身よりも偉い。
ぼくよりもあかんなと思う人はほとんどいない、こういうことです。
私が所主であり、社長でありましたから、
「きみ、こうせい」「ああせい」と言うて言いつけもします。
「そんなことしたらあかんやないか」
「こうしなければあかんがな」
というようなことを言うて怒ったりもします。
それはそういうことを言わざるをえないから言いますけれども、
しかし、そうは言うているものの、
この人はぼくより偉いんだと、いつもそう思うのです。
そう思うことから私は、今日の私ができたと思うのです。
多くの人の協力を得たのではないかと思うのです。
(昭和49年1月10日・松下電器経営方針発表会)
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幸之助氏らしい考え方だと思います。
しかし、凡人の私は凡人故になかなかこのように思えません。
困ったな、と思いながら、他の氏の言葉を探しました。
そうするとこのような言葉がありました。
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長所を見て使う
短所は苦にしない、長所だけ、特色だけを見て使う。
そうむずかしいことじゃありませんよ。
しかも、それだけのことで、
人が育つか育たんかということが決まるんです。
(『30億』昭和51年4月号)
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氏の仰るように「長所」だけを見ると、
「自分より偉い」ところしか見えません。
凄くシンプルな考え方です。
短所を見るから、自分が上のように思ってしまいがちなのです。
ですが、部下育成は長所だけではできないこともあります。
その時には「フィードフォワード」という考え方をしてみましょう。
次回はそこに触れます。
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