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【第407号】 親が先に約束を破っていない?
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坂田塾の坂田信弘氏の「約束」という文章が大好きです。
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人と人の間には、約束というものがある。
法律で決められたような約束じゃなく、
家族の間で自然と交わされる約束事です。
約束である限り、守らなきゃいけない。
でもね、往々にして親が破ってしまう。
休日に、遊園地へ連れて行ってあげる、
遠くへ旅行に行こう。
ところがその約束が、親の都合で反古となる。
子供は悲しいよ。
怒るわけじゃない。
ただ、楽しみにしていた親との約束が破られたことが悲しい。
みんな、その悲しさを抱きかかえ、我慢していく。
その悲しさを、親に面と向かっちゃ、言わぬものですよ。
ところがね、父親が約束を反故にすると、
子供と一緒に母親も悲しむ。
そして、その悲しみは怒りに変わり、父親に向かっていく。
その結果、どう決着するかは、その家庭しだいという事でしょうが、
怒る母親の隣で、子供は何も言わんよ。
ただ、また約束を破られるのが嫌だ、
悲しい思いをするのが嫌だから、
だんだんと父親と約束をせんようになる。
子供なりの、悲しい処世術でしょう。
そしてその悲しみは、大人になるに従って、怒りに変わっていくのです。
私は塾生を我が子と思ってきた。
子供にだけは、悲しい思いをさせたくない。
だから子供とは、安易な約束はしないと決めている。
口先だけの綺麗事ではなく、本心で結ばれる信頼があって、
初めて約束事は成立するものでしょう。
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