現場力MAXメルマガ

【第416号】 言い訳は自分に対して嘘をつくことだ

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【第416号】 言い訳は自分に対して嘘をつくことだ

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1968年創刊の「ビックコミック」と

その兄弟誌の1972年創刊の「ビックコミックオリジナル」は

学生の頃から毎号欠かさず、約45年くらい読み続けています。

コミックですが、その時代時代の世の中や世界情勢の勉強になると同時に

人としてのあり方、プロの生き方なども多数学べます。

現在、掲載中のビックコミックは読み応えのある作品ばかりです。

「BLUE GIANT EXPLORER」では日本人がJAZZの本場アメリカで挑戦する姿を。

「空母いぶき」では日本と周辺国の緊張感を。

「南風原カーリングストーンズ」ではカーリングのルールを。

「劉邦」では中国古代史を。因みにビックコミックでは物語の歩みが遅いので

痺れを切らして、司馬遼太郎氏の「項羽と劉邦」を先に読んでしまいました。

「はっぴーえんど」では在宅医療と終末期医療を。

「ゴルゴ13」では世界情勢を。因みにゴルゴ13は第一巻から全て持っています。

そして「正直不動産」ですね。

不動産の顧問先がありますので、リアルに勉強になります。

今回のメルマガタイトル「言い訳は自分に対して嘘をつくことだ」は

この正直不動産の中のセリフです。

主人公の永瀬の部下である月山が誠実な営業をして受注した物件の成約を

誰かがルール違反な行為で奪い取ります。

そこで永瀬は月山と一緒に売主に会いに来ます。

そこで出会ったのは永瀬の元同僚で友人である

不動産ブローカーの桐山です。

永瀬は桐山のルール違反に激怒しますが、実はこの時点まで

桐山は売主が月下とも話を進めており、

手付け金の支払いも受けていたことを知りませんでした。

売主の不誠実な行為です。

本来なら、桐山はそこで手を引くべきでしたが、

彼は不動産ブローカーという道を選んだので、元同僚や友人との信義よりも

「顧客の信用を守る」という評判を選択します。

そのため、表情も変えず、説明もせずに永瀬達と対立をします。

永瀬の怒りは大きく、桐山との間に大きな溝が生まれます。

自分の仕事で溝を作ったために

それを何とか修復したいと考えた月山が相手には内緒で

それぞれをBARに呼び出します。

永瀬はそんな気分じゃないと断りましたが、

桐山は顔を出します。

そこで、月山は桐山も騙されていたことを知り、

状況を永瀬に言うべきと桐山に頼みます。

ところが、桐山は

月下をそして永瀬さんを裏切ったことに変わりはない。

自分の夢を叶えるために、友人より不動産ブローカーとして生きることを選んだ。

何をどう繕ってもすべて言い訳にしかならない。

言い訳は、自分に対して嘘をつくことだ。

僕は自分に嘘をつきたくない。

悪いが永瀬さんには何があったかを言わないでおいてくれ。

それを今日は伝えに来た。

と言い、席を立ちます。

桐山も騙されていたために、結果的に月下の仕事を奪ったことになりましたが、

騙した訳ではないという自己弁護(言い訳)はせずに、

自分が不動産ブローカーとしてすべきことを選択した、信念を貫きます。

私も言い訳をすることがあります。

桐山の様に言い訳しても良い場面での言い訳ならともかく

自分が「サボった」ことに最もらしい言い訳をすることもあります。

また、人が何も言わないのに、自分で自分に言い訳をすることもあります。

信念の元に行動をしないから、言い訳が出てくるのだと思います。

結果、自分に嘘を付いています。

反省します。

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