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【第609号】 相手が勝手に動きだすミラーニューロン効果

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【第609号】 相手が勝手に動きだすミラーニューロン効果

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608号でお伝えした「ブレイン・ハッキング」の続編です。

皆様はミラーニューロン効果をご存知でしょうか?

脳細胞にある「共感」を生み出す細胞(神経伝達)を

ミラーニューロン細胞と言い、ミラーニューロン効果とは

共感効果と言えます。

お互いが大好きな関係にあるときに同じものを食べたり、飲んだり、

服や持ち物をお揃いにすることがあると思います。

これがミラーニューロン効果です。

同じ様な音楽を聞きたくなり、同じ景色を見たくなる・・・

これも同様です。

それが、やがて「一緒のは嫌」となる運命になることを知らない

ともて良い時期ですね。

例えば、内定式でも入社式でも良いのですが、

社長が自分のお気に入りの場所に食事に連れて行ってくれたとします。

社長お勧めの料理が出てきました。

ところが、苦手であったり、量が多くて残したとします。

社長はどう思うでしょうか?

苦手だったのか、それは申し訳なかった。

量が多かったのか、それは申し訳なかった。

と思う人が多いでしょうが、これは思考領域(大脳皮質)で

「思い、考え」て記憶されます。

ところが、ミラーニューロン細胞には

せっかく連れてきたのに・・・

美味しかったら、全部食べてくたら良いのに・・・

と「感じて」感覚領域(感情領域とも言います。大脳辺縁系)に記憶されます。

皆さんは生理的な嫌悪感や自分が感じている不安感を

思考で追い出すことはできますか?

私は無理です。

不満は「感謝」しなくっちゃという思考で追い出すことができますが、

不安は「感謝」しても追い出せません。

このように感覚領域でどう感じるかはコントロールしにくいのです。

であれば、社長との関係性をよくしたいのであれば、

食事を誘われて残さない、どうしても苦手なものであれば、

美味しいところに連れて行ってくれて「大感謝」していることを

社長の感覚領域に残るように、考えた発言をしないとなりません。

さて、ここからが「ブレイン・ハッキング」の続編になります。

ミラーニューロン細胞は「共感」がキーとなりますので、

営業に行った際に、何に共感して貰うかを考えます。

提案や見積に対する共感を得ることができれば、成果に近づきますが

実際はなかなか難しいでしょう。

であれば、提案をしているあなたに共感をしてもらいましょう。

これは努力すれば可能です。

ミラーニューロンのミラーとは鏡です。

相手があなたを見て、鏡を見ているように感じて貰うことです。

女性であれば、髪型、口紅、スーツの色、同じブランドのビジネスバッグなど

「同じ様な」というところがミラー効果を生み出します。

広告業時代に女性営業に同行した際に、彼女が付けていた携帯のストラップと

先様の女性担当がが付けていたストラップが全く同じで、

あるファンクラブ限定品らしく、それまではあまり話が弾まなかったのが、

どこまで脱線するの~!という位話が外れていき、

結果的に提案を上司に勧めてみる、となり成約に至ったことがあります。

このミラーリング効果は偶然生じることもありますが、

相手のことをよく知ろうとすることから、

共感できる材料を見つけることで可能となります。

是非、相手のミラーニューロン細胞を気持ちよく刺激する

「つぼ」を見つけてください。

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