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【第752号】 和顔愛語 (わげんあいご)
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和顔愛語は最近私が心掛けている言葉です。
道元禅師の「大無量寿経」という書の中に出てきます。
眉見に皺が寄っている、目がキツイなど言われて、
何とかしたいと思っていたら、この言葉に出会いました。
穏やかな顔をもって、思いやりの言葉で、他人に接しなさい
という意味です。
これだけで、善行となる修行になるそうです。
ただ、やってみるとこれがなかなか難しい。
眉見に皺が寄っている、目がキツイのは、無意識下のことです。
ですから、「和顔愛語」を意識するのですが、
何も無いのにこれを意識できない、表情を作れないのです。
これは困った・・・
と思い、調べてみると
「和顔愛語」は「先意承問」(せんいじょうもん)と
セットにすると良いことがわかりました。
「先意承問」とは、
先に相手の気持ちを察して、相手のために何ができるか自分に問いなさい
と言う意味です。
ということは、「先意承問」すれば「和顔愛語」に自然と繋がる、
ということです。
「先意承問」するには、相手の話を聞いてあげることからスタートします。
自分の意見を言う前にしっかりと相手に話して貰う、
これがコミュニケーションの基本と言われるのは「和顔愛語」に繋がるからです。
道元禅師がコミュニケーション論に繋がるとは思いませんでした。
学びは本当に面白いです。
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