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【第778号】 マネージャーはチアリーダーのようなもの
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本日は石塚しのぶ氏の「ザッポスの奇跡」からの学びです。
ZAPPOSはアマゾンがその経営を学びたいということで、
巨額のお金を払って買収した企業です。
下記も参考にしてください。
【門番としての人事部~ZAPPOS~】
https://km.kando-m.jp/news/mm702/
ZAPPOSは「人」を大切にする経営では世界でもトップクラスの企業ですが、
人を育成する立場であるマネージャーへの要求も厳しく、
また一風変わっています。
その例を幾つかお伝えします。
■マネージャーは企業カルチャーを維持するためのチアリーダー的存在
アメリカらしい表現ですね。
チームのメンバーそれぞれがザッポニアン(ZAPPOS人)として、
成長していくためのガイダンスとサポートを提供することが
マネージャーの優先すべき仕事であり、
イメージとしてチアリーダーという言葉を使って、
チームを鼓舞する「パフォーマンス」を要求します。
■マネージャーの重要な仕事は「人事評価」
ザッポニアン(ZAPPOS人)として振る舞っているかどうか?
これがZAPPOSのコアバリューを高めることに繋がりますので、
これに対する評価の比率は50%もあります。
残り50%が業績に対するものになります。
幾ら数字で貢献してもコアバリューで貢献していなければ、
トータルの評価は高まりません。
もしコアバリューやZAPPOSのカルチャーに対する貢献がなければ
厳しく叱責し、場合によっては解雇を通達します。
これがマネージャーの仕事です。
■マネージャーの勤務時間の中心となるチームビルディングに費やす時間。
平均的にマネージャーは勤務時間の10%~20%を
チームビルディングのための活動に充てることを義務づけられています。
1日のうち、1~2時間をチームビルディングに費やすのです。
業務管理のためのマネジメント時間ではなく、チームビルディングの時間ですから
人間力アップのための教育、面談やチームコミュニケーションを高めるために使います。
日本でも人を大切にする経営をされている会社がどんどん増えていますが、
ZAPPOSほどの「理念経営」というか「人格主義経営」に時間をかけているでしょうか?
本メルマガをお読みのマネージャーの皆さんは、
1日どれくらいの時間をチームビルディングに費やされていますか?
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