【第821号】 成果を出すために言葉を選ぶ
成果を出す人に共通していることは「行動力」があることです。
吉田松陰先生は松下村塾で
「読書だけでは駄目。学んだ事を行動しろ」
と教えています。
この師の考え方が塾生の原動力となり、明治維新となりました。
ということで、今回は行動について触れますが、
行動する人の共通項を見るよりも
行動できない人の共通項から掘り下げます。
人は行動する前に意識したり、考えたりします。
何のためにそれをするのか?
それをすることでどういう結果になるのか?
どう進めれば、求める結果になっていくか?
このようなことですね。
では意識や考えの前にはどういう状況にあるでしょうか?
会議の席で、行動計画を述べる場面がよくあると思います。
新規開拓を重点的に行いたいと思います
このような発言はよく会議で聞きます。
これに対して、参加者から「もっと具体的に」
という声がでない会社は目標未達の会社でしょう。
また、「行いたい」や「思います」は言葉として弱いです。
やってくれるのかどうか、わかりません。
聞いている人もそうですが、当の本人の意思を感じられません。
「行います」と言いきるべきです。
では、次はどうでしょうか?
新規開拓を20件行います。
数字が出てきたので、具体的になった上に、言いきっています。
でももっと具体的にしましょう。
○月○日までに新規開拓を特に○○業界において
週に5件、月間20件必ず行い、獲得率30%を達成します。
如何でしょうか?
聞いている人にも本人にもターゲットも行動目標も成果目標も明確になりました。
このような「言葉」にすることで、「意識」や「考え」が変わり
「成果」となります。
自分の発言を「5W2H」で行うようにする
そうすると具体的な行動計画となりますので、成果に繋がります。
成果は発する言葉で決まります。
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