【第843号】 電車の中の化粧
先日、久し振りに電車に乗ると目の前の女性が化粧を始めました。
鏡を見ながら、化粧ののりを確認するためか、いろんな表情をされています。
最後にブラシで髪を整え始めました。
どうして電車の中で化粧をするのかな?
と毎回出くわすと思います。
私が、彼女の前でヒゲを剃ったり、鼻毛を抜いたり、寝癖を櫛でなでつけたら
きっとイヤな顔をすると思います。
身だしなみとは、知人や同僚など特定の人前に出るためにするのではなく、
人が行き交う社会という場所に出る準備だと思います。
ですから、多くの人が家の中で終わらせています。
人前でするものではありません。
なぜ、平気なのでしょう?
男女を問わず、身だしなみはエチケットであり、よく見られたいし、
恥をかきたくないからしているはずです。
ところが、人前での前述の行為は、真逆です。
顔の化粧の前に「心を化粧する」ことを忘れていませんか?
と毎回つぶやきたくなります。
この顔の化粧以外にも心の化粧が必要では?と思うことがよくあります。
心がそのまま言動に表れる人を見たときですね。
部下の失敗を「イラッとした顔のまま叱りつける上司の顔!」
「その部下を育てたのはあなたでしょ!」
「指示をしたのもあなたでしょ!」
と思いながら、見ています。
「失敗するような育て方をした」
「失敗を未然に防ぐことができなかった」
という「自省の心」となるように化粧してから叱れば、
部下が見る上司の顔も慈愛に満ちた顔になっているはずです。
この「心の化粧」はいろんな場面で役に立ちます。
何かをやろうしても勇気が出てこないときに、勇者の化粧をしましょう。
人が困っているときは、ヒーローの化粧をしましょう。
本来の自分が苦手としていることを化粧をすることで、
一時的に変わることができます。
一時的でも変わった自分を愛おしく思うと良いでしょう。
2023年は「心の化粧」を多めにしてみませんか?
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