【第852号】 人の能力は適所で開花する
企業経営者から「人がいない」「人が足らない」という声を聞きます。
実際に員数が不足しているのではなく、
事業を円滑に回すための部署を構成するリーダーやメンバーが不足しており、
できる人が兼務となることが背景にあっての声です。
そんなときにドラッカーが「現代の経営」で言っている言葉を思い出します。
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人は自らの得意なことにおいて何かを成し遂げたがる
能力が進んで働く意欲の基礎となる
したがって、人の配置は、あらゆる事業においてきわめて重要な要素である
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人がいて配置がある
このことを忘れると人がいない、足らないとなります。
人が集まってチームとなり、チームが集まって組織となります。
部署やチームに人を寄せるのではありません。
得意ではない部署の仕事をさせても人の能力は発揮できません。
会社が少し大きくなって軌道に乗ってくると忘れがちなのがこの「人本位主義」です。
組織本位主義になっていないか?
と経営者は振り返って欲しいものです。
人がいないのに組織に機能を求めてもそれは無いものねだりです。
人ができることを組織に求めないとなりません。
その要求が高くても得意分野であれば、潜在能力を発揮してくれます。
それによって組織全体の生産性が高まります。
重ねて言います。
潜在能力は、人の配置により、自分の得意が発揮されることで開花する
これを忘れてはなりません。
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