【第854号】 部下の躾やルール違反に困ったときは
部下の躾やルール違反で困ったことがある上司やリーダーは多いでしょう。
特に遅刻などの約束を破る行為は何度注意しても繰り返されることがあります。
松下幸之助氏はそんなとき、どうしたかをお伝えします。
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終戦の翌年、昭和21年のことです。
困難な状況を乗り越えるために、氏は「今年は絶対に遅刻をしない」と決めました。
ところが、1月4日 西宮の自宅から電車で大阪に出たところ
迎えの車が来ていませんでした。
いつまで待っても来ないので、あきらめて電車に乗ろうとしたところに
ようやく車が来ました。
完全に遅刻です。
事故や渋滞ではなく、運転手の不注意でした。
氏は、その運転手はもちろんのこと、その上司、そして更にその上の上司と
多少とも責任のある8名を減給処分しました。
もちろん一番責任のある氏も一ヶ月分の給料を返上しました。
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如何でしょうか?
多くの企業で咎められるのは運転手でしょう。
皆さんも注意をするときは本人を叱っているはずです。
ところが氏は違っていました。
自分を一番厳しく処罰しています。
皆さんが運転手の立場であれば、このあと同様のミスを起こすでしょうか?
氏は自分が決めた覚悟を守るために、自分に厳しく向き合っています。
その姿が組織を引き締めます。
さすが、松下幸之助氏 という逸話だと思います。
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