【第890号】 働き方改革で収入は増えるのだろうか？
政府が進めようとしている賃上げですが、
企業数では99.7%を占め、従業者数では69％を占める中小企業で
果たして実現できるのでしょうか？
私の周囲の経営者は誰もが従業員のために賃上げしたい、
と思考し、努力はされていますが、昇給原資の確保に悩まれています。
この原資の確保ですが、どうやってやれば良いのでしょう？
賃上げと同時に働き方改革も進めなければなりません。
就労時間が減る中での賃上げは生産性の向上しかありません。
コロナで打撃を受けた日本経済の中で、どの企業も生産性向上に向けて
叡智を絞っていますが、なかなか難しいのが現実です。
果たして働き方改革で賃上げが本当に可能なのか？
税金で収入が賄われている政府関係者に具体策を示せるのでしょうか？
聞いてみたいものです。
私の周囲や世界を見ても「お金持ち」と言われている方は
皆さん、仕事を愉しんでいます。
嫌いでやっている人はいません。
そもそも就業時間という概念すらありません。
四六時中働いているように見えますし、逆に遊んでいるようにも見えます。
お金については公私の区別が厳格ですが、
時間については公私の区別はないと思います。
残業しても休日出勤しても、高まらない生産性にやきもきしている中、
働き方改革で残業が制限され、
勤務時間内だけの思考や業務でどれだけ生産性が上がるのでしょうか？
勤務時間内は日々のルーティンに近い業務に追われているが現実です。
そんな状況化で収入を増やしたければ、タイムカードを押してから
仕事を愉しむにはどうすれば良いか？
もっと仕事にわくわくするにはどうすれば良いか？
どうすればもっと生産性があがるか！
どうすればもっと儲かるか！
を考えないと現実のものにならないと思うのです。
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