【第891号】 人生の主人公は降りられない
本メルマガで、何度か取り上げたことがあります
南蔵院 林覚乗ご住職が新人研修で言われるお言葉をご紹介します。
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会社というところは、皆さんに生活の基盤を与えてくれるかもしれませんが、
幸せな人生とか豊な人生を送る責任まで負ってはくれません。
それを見つけていくのは、自分自身です。
人が与えてくれるものではないし、
まして会社が与えてくれるわけではありません。
与えてくれるのは自分自身です。
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新人研修で言われると書きましたが、新人だけにあてはまることではなく、
会社に属している人みんなにあてはまる言葉です。
このお言葉はご住職の著書「心ゆたかに生きる」の
「自分の人生の主人公は自分」という項に登場します。
その中で、ドキッとしたのが
「自分で人生の主人公を降りている」
という言葉でした。
ある人とのやり取りが事例として用いられているのですが、
こうした方が良いという提案に対し
「反対する人が出てくるからできない」
それに対して、
「反対は必ずあるもの、それを恐れては前に進めない」
この助言にも
「私は悪く言われたくない」
と返し、
「悪く言われることを恐れて、良きことをしないのですか?」
と言われたら
「はい、私はあなたほど強くない、弱い人間ですから」
と答えています。
このように明確に自分の立場を言葉にできる人は少ないでしょうが、
心の中で思っている人は多いです。
私にもこのような
「そうは言っても強い心で前に出れない」
という場面はあります。
これをご住職は
「自分で人生の主人公を降りている」
と言われています。
自分が降りたら自分の人生には主人公がいません。
どんな人生になるのでしょう?
世間の強い流れに抗えずに流されるのならともかく、
自分の弱い心に流され、ふわふわしているのは嫌です。
自分の人生の主人公は何があったも降りられない大役であり、
適役でありたいと強く思いました。
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