【第904号】 資源である部下の文句を言わない
経営資源は「人」「モノ」「カネ」であることは誰もが知っています。
「人」「モノ」「カネ」が不足していることを嘆くことは日常ですが、
「モノ」と「カネ」そのものに文句を言う人はいません。
もっとも「モノ」が故障した時は別ですが・・・。
ところが「人」への文句を良く聞きます。
給料ほど働いていない
指示へ反発する
指示通りにできない
自発的に動かない
ミスを繰り返す
中にはこれらが積み重なって部下と敵対している人もいます。
こういう場合、おそらく上司は部下を「手足」として見ているのだと思います。
人は「手足」でありません。
誰もが上司の手足になるために入社したと思っていません。
自分らしい個性を発揮して、自分と自分の周囲を輝かせ、お客様に喜ばれ、
結果として会社へ収益をもたらし、その恩恵である給与や賞与を得たい、
このように思っていたはずです。
それがいつのまにか、上にあるような状況になってしまったのは、
上司が部下を「大切な資源」と思っていないからでは?と思います。
ドラッカー研究家の藤尾伸二さんは
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資源を富に繋げるのは、資源ではなく、人間の役割。
同じように、部署の目標を達成するために、上司は部下に変化を促し、
活用しなければならない。
上司次第で部下が産む「富」は大きく変化する
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このように言われています。
部下の顕在能力だけを見て、
「できる」「できない」と手足としての能力を見るのではなく
部下の潜在能力を上司である自分にとって大切な「資源」と捉え、
部下の無限の可能性を引き出し、活躍の場を与えることが自分の役割と思えば
文句なんて言えないと思います。
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