【第908号】 仕事の依頼をする前に心掛ける重要なこと
部下に指示をしたら、
望んでいない結果となったことを多くの管理職が経験しています。
その時に「使えないヤツ」と思うか、
自分の伝達力の無さを嘆き「申し訳なかった」と思うか、
部下はどちらの上司を選択するでしょうか?
当たり前ですね。
後者です。
部下とコミュニケーションをとるときは、
仕事の成果への期待を込めて「あ~して、こ~して」と要求します。
この段階では一方通行です。
ここで重要なのはその要求に対して部下が何を感じたかです。
尊敬できない上司からの要求であれば、
「全力でやらせていただきます」にはなりません。
普段から自分の成長に目をかけ、気にかけてくれる上司からの要求であれば
「何とか応えて恩返しをしたい、褒められたい」と思います。
どちらがより良い成果になるかは、やる前から決まっています。
会議や委員会での対策発表時に
「○○さんとよくコミュニケーションを取って・・・」
「▲▲部署と密にコミュニケーションを重ねて・・・」
などの発言を聞きますが、
私はいつも
「その前に相手の心をこちらに向ける関係を作らないとダメでしょう」
と思います。
上司や自部署の期待に応えることを要求する前に、
部下や相手の期待に応えることを先にしておかないと
コミュニケーションはうまく行きません。
当たり前の事ですが、「仕事だから」のひと言で片付けがちです。
注意すべきです。
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