【第919号】 人は間違った判断をしがち
間違っているとわかっていても引き返せないときってありますよね?
私の場合は、パスドラを辞めることができません。
もうすぐ10年になります。
曲芸師というキャラをゲットするために10数分で3万円を課金したことや
それ以外にも長きに渡りかなりの課金をし、膨大な時間を使い、
あと少しでランク1,000になることもあり、辞めれず
毎日配付される魔法石をゲットするために
ルーティンのようにログインし、新キャラが出ればガチャをし、
攻略する気もないダンジョンをなんとなくやっています。
バス釣りも同様です。
「重た~」と腰が砕ける程、大量にルアーを突っ込んだタックルボックスと
あらゆるシチュエーションに対応できるように5~6本もロッドとリールを持って、
「釣れる」というネット情報を見て、プレミアム価格となっているルアーを買い
ポイントへ向かいます。
「釣れる」ルアーで釣れたことがないのがわかっていても、それを投げます。
しばらく投げると「釣れへん・・・」とぼやき、違うルアーにチェンジします。
更に、ルアーの色を変え、サイズを変え、ロッドも変え、
キャストしている時間よりもルアーやロッドチェンジしている時間の方が長いのに
そこから抜け出せません。
自分ではわかっているのですよ。
「釣れる」ルアーとそれを投げるためのロッドとリールだけを持って、
歩き回って、一回でも多く投げ、一つでも多くポイントを探した方が結果になることを!
間違っているとわかっていても引き返せないのです。
これを「心理的拘泥(こうでい)現象」と言います。
泥沼にとらわれた心理ということです。
これまでに掛かった労力やコスト、自分の判断の間違いを認めたくない、
こういうことから覆せないのです。
会社では、社長が決めたことだから、会議でみんなで決めたから、
ということで、撤退できないことってありますよね?
では、どうすれば良いでしょうか?
「悪魔の代弁者」を任命することです。
悪魔の代弁者とは、wikipediaによると
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ディベートのテクニックのひとつである。
同調を求める圧力などで批判・反論しにくい空気があると、
議論はうまく機能しなくなり、健全な思考ができなくなることが往々にしてある。
それを防ぐ方法として、自由に批判・反論できる人物を設定することがある。
三省堂『新グローバル英和辞典』電子版では、議論のために
「わざと本心と反対の意見を述べる人」となっている。
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如何ですか?
会議の席に「悪魔の代弁者」を設け、
その人に積極的に反対意見を言って貰うことで、
集団が「心理的拘泥現象」に陥ることを防げます。
会議のテクニックとして重要と思います。
個人の生活の中にも「悪魔の代弁者」がいると引き戻してくれます。
自分の考えや行動に共感してくれる人が周囲にいることも大事ですが、
「悪魔の代弁者」の声も必要であることを忘れてはなりません。
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