【第938号】 劣等感から優越感への転換法~自分を肯定し、成長につなげよう~
知人にも顧問先にも自己肯定感の低い人がいらっしゃいます。
素晴らしい人間性を持っていても、豊富な知識や経験を持っていても
「私は駄目人間」と自分でレッテルを貼っています。
せっかく、人とは違う個性を持って生まれたのだから、
その個性を活かすことを考えたら、駄目ではなく素晴らしいと思える筈なのに
どう言葉掛けをしても「劣等感に包まれた状態」を変えることができません。
先日もそういう方がいらっしゃいました。
頑なな態度にかける言葉もなくなりました。
そんなとき宝島社の「仕事と人生の格をあげる アドラー 一日一言」の中に
わかりやすい表現がありましたので、お送りいたしました。
皆様にもご紹介いたします。
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劣等感は病気ではない。むしろ、健全で正常な願望や成長への刺激になる。
劣等性と劣等感は違う。
劣等性は劣等であるという客観的な事実。
一方劣等感は、劣等であると主観的に思い込むこと。
客観的な事実としての劣等性がなくても、
自分自身で劣等だと思い込めばそれは劣等感になる。
しかし、劣等感は自分を縛る悪ではない。
劣等感が刺激となって有意義な活動へ行動を移せれば、成長や喧嘩の契機になる。
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私も大学までは劣等感の塊でした。
小学生の時に担任から同級生の優れた行為と比較して、
私の不出来を皆の前で叱られたことがあり、そこから始まった様に思います。
アドラーが言うとおり、客観的事実はなく、ある人の主観で強く思い込んだわけです。
その時のことは今も強烈に覚えています。
担任にしてみれば、良かれと思って叱っていると思いますが、
その行為が私にとっては逆効果となっていました。
大学に入るまでの8年間、劣等感はぬぐえませんでした。
幼少の頃の8年間は随分と長い期間であり、重要な時間です。
もしその間を劣等感ではなく、優越感である必要はありませんが、
自分に自信を持って過ごしていれば、人生が大きく変わったように思います。
社会生活の中で冒頭のような自信を持てない人は
過去にトラウマとなるような経験をされている方が多いのでは?と心配です。
もし、小学生の私にアドバイスするとしたら、
「他人と比較するから劣等性も劣等感も生まれるんだよ。
また他人の評価もその人が勝手に作った基準と君を比較しているだけ。
その評価に自分が縛られる必要はないよ。
それよりも比較するのなら、過去の自分と未来のなりたい自分と比較しなさい。
そこで、未来の自分に足りないものがあったら、努力して補えば良い。
補うことができたら、そのときはじめて
劣等性や劣等感を感じていた過去の自分に対して、
優越感を感じて、頑張ったね!と褒めれば良いよ」
ですね。
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