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【第956号】 六中観~安岡正篤~

【第956号】 六中観~安岡正篤~

 

若い人に

人生とはどういう旅なのでしょうか?

と聞いても多くの人は、実感を伴わない借り物の言葉でしか語れないと思います。

しかしながら、30代になり、人の子の親となる頃からは

目指すものが明確でなければ無駄なときを過ごすことになるでしょう。

50を超えると自分の言葉として語れないとなりません。

では、どういう言葉がふさわしいでしょうか?

私は安岡正篤先生の座右の銘であり「六中観」が

ぴったりと思いますので、ご紹介します。

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六中観

忙中閑あり

忙中に摑んだものこそ本物の閑である。

苦中楽有り

苦中に摑んだ楽こそ本当の楽である。

死中活有り

身を棄ててこそ浮かぶ瀬もあれ。

壺中天有り

どんな境涯でも自分だけの内面世界は作れる。どんな壺中の天(※)を持つか。

意中人有り

心中に尊敬する人、相ゆるす人物を持つ。

腹中書有り

身心を養い、経綸に役立つ学問をする。

※壺中の天(こちゅうのてん):俗世間とは異なった別天地のこと。

自分にとって最高の居心地の場所。

酒を飲んでこの世の憂さを忘れることをこう表現することがあります。

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それぞれの項目は年齢によって変化します。

若い頃に尊敬していた人、大切と思った本は、違う人や本になっていますし、

今は人と本がセットになっています。

孔子、渋沢栄一翁、松下幸之助翁などですね。

若い頃には読みなさいと勧められても読んでいませんでした。

その頃に読んでいてもちゃんと理解できていなかったと思います。

しかしながら、今は出会いに感謝しています。

ということは、意中人有りと腹中書有りは、

必要になれば出会えるということでしょう。

逆に出会えていないということは、

それらを必要とする人生ではなかったということかも知れません。

損をしているのか?それともラッキーなのか?

わかりませんが、ちょっと勿体ないな~と思います。

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