【第982号】 武将たちの人心掌握法:太田道灌と鍋島直茂のそれぞれの愛
江戸城築城で有名な太田道灌のマネジメントにおける「罰の与え方」は
実行には勇気がいりますが、良いアイデアと思います。
武術の訓練や築城において、どうしても怠け者が出てきます。
そういう者が出てきたときに太田道灌は叱責や体罰を与えるのではなく
飲食代として罰金を取ります。
その罰金を使って、仲間は飲食しますが、怠け者はその輪には入れず、
仲間が楽しそうに語り、飲んでいるのを見るだけという状況に置かれます。
怠け者は、馬鹿らしいので以後は真面目になるそうです。
本人に気付きを与える厳愛マネジメントと言えます。
太田道灌よりも愛あるマネジメントをしたのは
肥前佐賀藩の藩祖である鍋島直茂です。
鍋島直茂は勝った時には褒美を与え、
負けた時には決して叱責せずに優しい言葉を与えました。
ここで言う優しい言葉とは
「何をやっていたのだ」
「誰が悪かったのだ」
という部下の責任追及の言葉ではなく
「今日はたまたまうまくいかなかった」
「次はどうすれば勝てるかを一緒に考えよう」
というような言葉かけです。
戦国武将の多くは、自分の指揮を棚にあげて、部下を責める人が多い中、
部下の心を掴み、部下を発憤させるマネジメントをしていたのが鍋島直茂です。
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