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【第989号】 松下幸之助の𠮟り方

【第989号】 松下幸之助の𠮟り方

 

叱ることができていない管理職が増えているように思います。

叱られてこなかったため、𠮟り方がわからないのでは?と思います。

日本の経営者で𠮟り方がうまいナンバー1はやはり松下幸之助翁でしょう。

松下幸之助翁に叱られて育った後藤清一氏がその著書「叱り叱られの記」に

書かれていますので、それを紹介します。

幸之助翁の𠮟り方について他にも知りたい方は是非、下記もどうぞ。

【第920号】 叱るときは怒りの感情を込める

【第965号】 人前で叱るか? そっと叱るか?

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人は叱りっ放しではいけない。

あとで本人は反省しているのか、どういう態度でいるか、誤解されてはいないか。

必ず自ら、あるいは人を介して確かめておられた。

誤解している場合は、それを解く方法をとられたし、

逆恨みする人間は、縁なき衆生として諦められた。

ひるがえって、二度まで総スカンを喰らった私はどうか。

(叱られた従業員が集まって反旗をひるがえしました)

怒鳴りっ放し、言いっ放し。

社主(幸之助翁のことです)は過去の失敗に対しては、きつく叱るが、

明日はお前に期待しているんだ。

叱ることで相手に奮起を促す。

私には、それが欠けていた。

自分の心の隅々まで、パーッと明るくなる私であった。

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叱りっぱなしで終わっていませんか?

よく見かけるのが、叱った後で、機嫌を取るような言動をする人です。

そのような行為は、叱られた要因に向き合わさずに、

寄り添われた姿勢にホッして終わりになることがあります。

注意して下さい。

叱った後のフォローは言葉掛けでも良いですが、

君が大事なんだ

期待しているんだ

という見守る「姿」が大事です。

その姿を見ているのは叱られた本人だけでなく、周囲の人間、

そして叱ったご自身も見続けるべきものです。

 

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