【第989号】 松下幸之助の𠮟り方
叱ることができていない管理職が増えているように思います。
叱られてこなかったため、𠮟り方がわからないのでは?と思います。
日本の経営者で𠮟り方がうまいナンバー1はやはり松下幸之助翁でしょう。
松下幸之助翁に叱られて育った後藤清一氏がその著書「叱り叱られの記」に
書かれていますので、それを紹介します。
幸之助翁の𠮟り方について他にも知りたい方は是非、下記もどうぞ。
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人は叱りっ放しではいけない。
あとで本人は反省しているのか、どういう態度でいるか、誤解されてはいないか。
必ず自ら、あるいは人を介して確かめておられた。
誤解している場合は、それを解く方法をとられたし、
逆恨みする人間は、縁なき衆生として諦められた。
ひるがえって、二度まで総スカンを喰らった私はどうか。
(叱られた従業員が集まって反旗をひるがえしました)
怒鳴りっ放し、言いっ放し。
社主(幸之助翁のことです)は過去の失敗に対しては、きつく叱るが、
明日はお前に期待しているんだ。
叱ることで相手に奮起を促す。
私には、それが欠けていた。
自分の心の隅々まで、パーッと明るくなる私であった。
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叱りっぱなしで終わっていませんか?
よく見かけるのが、叱った後で、機嫌を取るような言動をする人です。
そのような行為は、叱られた要因に向き合わさずに、
寄り添われた姿勢にホッして終わりになることがあります。
注意して下さい。
叱った後のフォローは言葉掛けでも良いですが、
君が大事なんだ
期待しているんだ
という見守る「姿」が大事です。
その姿を見ているのは叱られた本人だけでなく、周囲の人間、
そして叱ったご自身も見続けるべきものです。
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