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どんな会議でも、最初にその会議を開催しようとしたときには「明確な理由」があったはずです。
「よその会社では会議なるものをやっているらしいから、我が社でも是非やってみよう!」と始めた会議はありません。
概ね会議の開催理由は下記の通りです。
1.SWOT分析のStrengths(強味)を更に強化したい。
この強味を活かして、他社と差別化する施策を検討する会議。
2.SWOT分析のWeaknesses(弱味)を対策したい。
弱味を何とか強味にできないだろうか?と検討する会議。
3.SWOT分析のOpportunities(機会)を活かしたい。
環境が変わった!今こそ、チャンス。追い風に乗って拡販を図りたい!他社が立ち後れた今こそ、引き離すチャンスだ!とチャンスを活かすためのアイデアや施策を検討する会議。
4.SWOT分析のThreats(脅威)に立ち向かおう!
環境が激変した。逆風かも知れないが、跳ね返すための施策を考えよう!また、逆にこの脅威には下手に対策するより、静まるまで余力を貯えておこう!といった方針を検討する会議。
5.未来に不安がある。
もし、このまま○○○できなかったら、我が社の未来は大変なことになる。○○○の部分に新製品開発、優秀な人財確保、海外進出など、御社の未来への不安材料を入れると「対策会議」となる。
6.未来が楽しみである。
もし、今、取り組んでいる○○○が順調に推移すると、我が社の未来は燦然と輝くだろう。○○○の部分に新製品開発、新規大口顧客開拓など、御社の未来への希望を入れてみると「わくらく」してきて、「何とかこぎつけよう」と士気が高まる会議となります。
7.必要性や要求を満たしたい。
あと僅かで目標達成できそうだ、絶対に何とかしたいので皆で具体策を持ち寄ろう!や全然目標に届かない、このままではダメだ。起死回生の施策を考えた上で、一致団結して取り組もう!そのためのアイデアを出そうなど。目標や要求に応えるための施策を考える会議。
8.可能性を伸ばしたい。
私達には、他社には無い○○○がある。今一度、その可能性を信じて、全員で取り組もう!○○○の部分にアイデア、チームワーク、ノウハウなどを入れてみて下さい。停滞した会議が活性化しそうでしょ。
これらの会議が単独で開催される場合もあれば、いずれかを組み合わせて行われる場合もあります。組み合わせが増えれば増えるほど、目的ははっきりしなくなります。ある一日の会議を「経営会議」と一つにくくるよりも、上記の目的に沿って細分化した方が、一つひとの会議の目的ははっきりとします。
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