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リフォーム会社の営業会議でイベント開催の企画を話し合った時のことです。
ある店長が「来れないお客様のために、お客様の近くでイベントを行う」という発言がありました。
店舗があるとその店舗でイベントを行うことが多いものです。準備や応援態勢など人の面や資料や事例用意と言った対応の面を考えるとそうならざるを得ません。
ところがこの店長は「イベントは集客が目的。集客が無ければ対応もできない。また新しいお客様と出会うには新しいことをしないとならない」という考えで、今までいベントをやっても来店が少なかったエリアで場所を借りて開催をされました。
自店で開催した従来イベントよりも総客数は少なかったのですが、ほとんどが新規のお客様で、新しい出会いの中にたくさんの引き合いが発生しました。
考えてみると自店イベントは既存のお客様が多く、そのほとんどのお客様から既に案件が発生していますので、新規案件の受注は多くはありません。どちらかと言うとお客様に喜んで貰うことが主眼となっていました。
ところが、今回出会った新しいお客様からは、まだ案件が発生していません。信用を得るという最初の敷居は高いですが、たくさんの受注要素があります。その後のフォローの中から実際に新規案件が多く発生しました。
この店長の素晴らしところは、従来のやり方を踏襲せずに、新しい着眼をしたことにあります。常に頭の中にお客様を優先させ、かつそれを数字にしていくことをセットで考えていることの顕れだと思います。
素晴らしいですね。
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