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【関西APRA_9月例会】ベンチマーキング「グッドフェローズ様」

2022年関西APRA第6回目の9月例会はリアル&オンラインベンチマーキング「グッドフェローズ様」でした。

コロナ禍のこともあり、例年よりも参加者は少なかったのですが、それでもリアルで3社5名、オンラインで2社4名にご参加をいただけました。

ご多用の中、また遠路ご参加をいただき、誠にありがとうございます。

ベンチマークの受入は今回で5回目。昨年はコロナ禍でもあり、受入中止となりましたので、2年ぶりです。

過去の評価は下記の通りです。

2018年 舞子83点、明石75点、MJ&西明石85点 平均81点

2019年 MJ89点、西明石93点 平均91点

2020年 94.9点 つまり 95点で、今回も95点を目指されましたが、オンラインになると見れない箇所も多々あるため、採点が厳しくなりがちで、結局91点でした。

点数比較では、前回に及ばず残念でしたが、リアル参加者の満足度はとても高かったです。

その一番の要因は、ここ数年入社の新卒社員が中心となって、ベテラン社員に相談しながら、活動をしていること。

それとグッドフェローズ様らしいのですが、社員(キャスト)と障がいを持たれている利用者さん(メンバーさん)、更には放課後等デイサービスを利用している子ども達が一緒になって、私たちを迎え入れる準備をされたことです。

 

このページの最上部にあります画像のようにグッドフェローズ様は「わくわくビレッジ」を創造中です。

わくわくビレッジとは、障がい者・高齢者・子どもなどすべての方が共に助け合いわくわくできる地域コミュニティで、A型事業所だけでなく放課後デイサービスや保育園や高齢者グループホーム、学生・社員寮、様々なお店などが集まった地域を創ろうとされています。今回はその一端を垣間見ることができたと思います。

それではいつものように画像を使って説明をいたします。

※画像はクリックすると拡大されます。

現在の事業内容です。昨年、高齢者支援事業がスタートし、今年は児童支援と障がい者就労継続支援のB型をスタートされました。

障がいを持っている子どもも、やがて大人になります。そのときに働ける場所を提供し、その方が高齢になったら「敬護」の理念でサポートするデイサービスへ通所して戴く、というワンストップサービスを提供されています。

ボルダリングは集中力や体幹を鍛えるのに効果的だそうです。楽しみながら成長できます。

リハプライムさんのFCである「コンパスウォーク西神戸」というデイサービスを運営されています。

ビックリするほどいろんなことに取り組まれています。

ページ下部に朝礼の様子を動画で確認できます。何と楽しそうなんだろう~、と思います。朝礼が嫌な人は多いと思います。グッドフェローズ様の朝礼はそんなことはありません。朝礼のスタイルは企業ごとに様々だと思いますが、当事者が楽しい朝礼こそ、その会社のあるべき姿です。

CCCとは「子育て世代を会社が応援する」とのことです。就労人口が減る一方の日本には大切な取り組みですね。

紹介された以外に「毎日の環境整備」「ツキイチ研修」「感動物語コンテストや朝礼コンテストへのエントリー」なども取り組まれています。これらの目的は「人間力」と「仕事力」を高めるためです。

経営計画発表会の記念写真です。支援員であるキャスト達です。

「仕事を遊び以上に楽しむ」この言葉を丹頂社長はよく口にされます。遊びが楽しいのは何故でしょう?遊ぶことを心待ちにします。より楽しむために自分を成長させます。また遊び道具を買うという投資もします。こういうことを仕事においても大切にすると仕事が楽しくなる筈です。

ご利用者さんのご要望をこのように形にしてくれたら、とてもありがたいと思われるでしょう。

舞子事業の取り組みはページ下部に動画でアップしていますので、そちらをご覧下さい。メンバーさんと一緒に楽しんでいる姿が素晴らしいです。

明石事業所の環境整備の様子もページ下部にあります動画でご覧戴けます。

カーテンのサイズが不足していて完全に目隠しになっていません。次回に期待しましょう!

beforeは難解ですね(笑)

スィーツ工房の環境整備は「安全」が第一に考えられ、かなりレベルの高い状態にありました。購入者される方の「安心」に気配りされています。

真ん中の写真の様に大きく表示されていると目の悪い方にはうれしいでしょうね。

ここからは、代表の丹頂淳司さんによる「現在の取り組み」と「今後の展開」についてです。

まずは経営理念とクレドです。成功ではなく「成幸」とされています。

3年に1度、臥龍こと角田識之さんの企業進化道場を受講され、経営の羅針盤を作成されています。

年度ごとに作成される経営指針書。

毎年2月に開催されます。午前中は利用者さん(メンバーさん)向け、午後は支援員(キャスト)向けです。

新卒採用に非常に力を入れられています。お陰で毎年、素晴らしい人財を採用でき、順調に成長されています。

年に2度、2日間の研修を行われています。計画と行動の摺り合わせ、対策が中心になります。

8つの委員会活動に取り組まれています。よくそんな時間が作れるな~と感心します。

やりたいことができる場所が「わくわくビレッジ」であって欲しい。そこで自分の夢を実現させて欲しい、そんな思いを持たれています。

最近の若い人は夢や目標が漠然としている人が多いと聞きます。そういう人はまずは夢を持っている人を応援するために叶組に入りましょう、という考え方です。応援しているといつの間にかそれが自分の夢となることも多いと思います。

まだスタートしたばかりなので、プレゼン者はいらっしゃらないそうです。これから増えると良いですね。

社員の手による初代わくわくビレッジ構想図

社員の手による2代目わくわくビレッジ構想図

構想がまとまった最新図

新卒入社は全員がわくわくビレッジ設立に携わりながら、自分の夢を叶えたいと思われています。

これに対する徹底度は相当なレベルにあると思います。

これも大切にされています。「生かされている」という考え方を常に持たれています。

代表取締役 丹頂淳司さん

ウエルカムホスピタリティ。ネームプレートが横を向いているのは左手の入口から入ったときに、どこが自分の席がわかるように配慮されています。ドリンクにはわくわくビレッジのイラストと参加者の社名と名前が入っています。コースターと右下のウチワは、放課後等デイサービスの子ども達が作ってくれました。大人の社会に関わる経験はいずれ役に立つと思います。

プレゼンをする今年入社の田中さん。

田中さん、藤原さん、河部さん。この3人を中心とした私たちへの気配りに感動しました。

リアルで見学した西明石事業所。

放課後等デイサービスの子ども達が作ってくれました。私たちの感動を伝えるととても喜んでいたそうです。小さな手形がかわいいです。

ウエルカムボードはメンバーさん作です。レオタニモト様にはバイク、そだてる様には植物が芽を出しているイラストが使われていました。

説明をしてくださる西明石事業所の藤本さん。海の中が壁紙になっています。通称「海の部屋」だそうです。

スィーツ材料の発注カードです。

スィーツ工房はペンギンがいました。

メンバーさんのためのマニュアルです。

2階への階段を上がると、そこはアフリカでした。

入室時に立ち止まって挨拶をする場所が定められています。

メンバーさん(利用者さん)に配慮された掲示物です。

ハザードマップが掲示されている事業所は珍しいと思います。こういうところにグッドフェローズ様の安全と安心への配慮が垣間見えます。

年度目標と誓いです。メンバーさん(利用者さん)にも書いていただいています。

見事に整理整頓されたデスクまわりです。

西明石事業所ではスィーツの販売もされています。店舗構造でないため、お店として認知されにくいため、のぼりとこのような表示で来店を誘われています。

本日は見学できなかった「舞子事業所」と「西明石事業所」の環境整備と事業所の雰囲気です。

朝礼風景です。毎日、朝一でこれをやると全身が活性化されますね。

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