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12月例会のベンチマーク先は正栄工業株式会社様で、2019年感動物語コンテストのグランプリ企業です。
今回のベンチマーキングには9社29名が参加されました。
2015年よりベンチマーキングを受け入れておられ、2015年は13名で73点、2016年は21名で79点、2017年は16名で80点、2018年は29名で81点(浦田工場78点、本社工場84点)でした。
少しずつ点数を伸ばされていますが、特筆すべきは参加者が毎回増えていることでしょう。特に今年は11月のAPRA国際交流会で見学機会があったにも関わらず、翌月に29名の参加というAPRAにおいて手本となる企業に成長されていることを強く感じます。
当日の所感については、APRA日本区代表のアサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社 代表取締役 橋本英雄氏のブログを引用させていただきます。
今日は関西APRAのベンチマーキングで正栄工業さんに訪問しました。
今年は感動物語コンテストでグランプリを獲得し、日本一の朝礼や外国人採用でも大注目の会社です。
久保社長とは大学時代、同じ野球部の仲間であり、30年以上の付き合いであり、この10年は経営者仲間としても切磋琢磨する間柄です。
その正栄工業さんの進化する姿を社員と一緒に見たい!ということで総勢9名で参加しました。
参加した社員からは感動の声が沢山聞かれました。
特に日本一の朝礼は、全員の目標発表から始まり、美しいラジオ体操、ゴールドスタンダードの深掘り、全員のハイタッチまでの全てに大絶賛でした。
自社との違いを痛感し、改善への思いを新たにしてくれたと思います。
私が一番感じたのは、正栄工業さんの社員の方々の自然体の姿でした。
何かに取り組む姿勢にはいくつかの段階があると思います。
やらされゾーン、なんとかついて行くゾーン、自主的にやるゾーン、そして全力で一生懸命やるゾーンなどです。
全力で一生懸命やるゾーンが最強だと考えてしまいそうですが、最強はナチュラルゾーン=自然体だと思います。
社員同士の励まし合い、新入社員への教育、外国人社員への理念浸透などを全員が自然体で行っているのです。
これまでも沢山の素晴らしい会社を訪問しましたが、その共通項は社員の皆さんの自然体の姿です。
では、なぜ自然体のナチュラルパワーが生まれるのでしょうか?
正栄工業さんの場合、そのナチュラルパワーは毎日の朝礼で育まれています。
毎日発表する自分の目標、全員で動きを合わせるラジオ体操、徹底的に唱和して深めるゴールドスタンダード、これらを毎日毎日継続し、徹底的に深掘りすることで、最強のナチュラルゾーンに突入されているのです。
1日で出来るものではありませんが、実際に出来るという現実の姿を見させてもらいました。
当社社員9人が実際に目に焼き付けた理想の姿を自社に徹底的に置き換えていきたいです。
ナチュラルなエンジョイ・カンパニーを目指してがんばります!
それではいつものように写真を使って解説をします。
朝礼は次の様な流れと目的で行われます。本日の司会は11月の末に台湾から来日し、正栄工業の仲間となった楊さんです。もう何ヶ月も朝礼に参加しているように司会進行を努められています。素晴らしいです。
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